情報処理学会 第88回全国大会

7W-03
FramePackによるデータ拡張を用いたアニメ線画への自動着色手法の提案
○八木壮太,高村亮佑,渡邉大起(千葉大),前島謙宣(オー・エル・エム・デジタル,IMAGICA GROUP),久保尋之(千葉大)
本研究では,1カットにおける線画への自動着色モデルにおいて,FramePackの出力画像を用いてデータ拡張する手法を提案する.従来,カット内で大きな動きが少ないという仮定のもと,少数の学習データで自動着色することが可能であったが,大きな動きのあるカットでは着色対象と学習データに大きく異なる領域が生じ,誤った予測が増加する課題があった.そこで本手法では,FramePackの出力画像で学習データを拡張することで,単にデータを拡張するだけでなく,FramePackの持つ動きの情報を学習することが可能となる.評価実験の結果,動きのあるカットにおいて,着色精度の改善が見られた.