情報処理学会 第88回全国大会

7T-02
PID制御とバッテリ交換型EVによりダックカーブを改善する動的充放電戦略
○津島裕佳,重安哲也(県立広島大)
太陽光発電は時刻によって発電量が大きく変動するため,実質電力需要が急激に変動し,ダックカーブの発生や従来型発電のコスト増大を招く.我々は,既存の分散エネルギー資源が抱える課題の補完技術として,バッテリ交換型EV(BSEV)を用いたダックカーブの平滑化を検討してきた.先行研究では,比例(P)制御の導入で実質電力需要の回帰直線を目標値とする動的充放電制御を提案したが,制御過多・制御不足に伴う細かい変動が残存した.そこで,本稿では,動的充放電制御に積分(I)および微分(D)を加えたPID制御の導入により,ダックカーブ緩和効果のさらなる向上を検討する.