7S-05
eスポーツ大会における拠点間遅延の均一化のための動的遅延補正システムの実装
○温井直輝,谷口義明,井口信和,矢藤邦治(近畿大)
オンライン開催のeスポーツ大会では、拠点ごとのネットワーク環境の違いにより遅延差が生じ、競技の公平性が損なわれる課題がある。本稿では、拠点間遅延を均一化するための動的遅延補正システムの実装について述べる。本システムでは、STAMPプロトコルを用いて各拠点間の双方向遅延を測定する。測定結果に基づき、DPDKを用いた遅延補正モジュールがパケットの送信タイミングを制御する。具体的には、全拠点の中で最大の遅延を持つ拠点に合わせて目標遅延値を設定し、各拠点のパケット送出を動的に遅らせることで遅延を均一化する。本システムは、ネットワーク遅延の均一化を通じて、eスポーツにおける競技の公平性向上に寄与する。