7R-08
自動車を使った災害避難での相乗りが避難時間に及ぼす影響の基礎検討
○和久田純平,樫 勇岳,石原 進(静岡大)
津波などからの避難の際,車両を利用する避難者が存在する.このときの平均乗車数が2.16人であるというデータがあり,空席が多く存在すると考えられる.空席のある車の運転者は避難経路上で歩行者に遭遇すると相乗りさせる可能性がある.既存の車両避難シミュレーションはバスのように集合地点を決めて輸送する方式を扱い,相乗りは考慮していない.本研究では,走行中の突発的な相乗りを考慮した車両避難シミュレーションを行う.相乗りは歩行者の避難時間を短縮させるが,停車や発進により渋滞を引き起こし全体の避難完了時間を減少させる恐れがある.この相乗りの利点と欠点の両面を本研究では検証する.