情報処理学会 第88回全国大会

7R-02
プライバシーを配慮した人流推定方法の提案
○石川祈一,三木良雄(工学院大)
都市における人流分析ではスマートフォンのGPSや街中のカメラ映像, 交通系ICカードの利用履歴など個人と紐づくデータに依存していたため, プライバシーへの配慮から公共空間で広い範囲の人流把握が難しい課題がある. 本研究では街頭交通量調査を拡張し, 複数地点で通過人数に正確な時刻情報を付与して記録し, これらの通過時刻と移動時間のばらつきを表す確率分布を用いて,人がどこから来たかを確率的に推定する手法を提案する. 都内公共空間で実測した結果, 匿名データから人流推定が可能であり, プライバシーに配慮した人流可視化手法として有用性を示した.