情報処理学会 第88回全国大会

7L-05
Go言語の軽量スレッドスケジューラを用いたC言語プログラムの並列化とその評価
○大村泰生,川端英之,弘中哲夫(広島市大)
多倍長浮動小数点数を用いた行列計算等の計算コストの高い処理の高速化にはマルチコアを活かした並列化が望まれるが,スレッドの柔軟な管理はユーザにとって負担になりうる.これに対し,Go言語の持つ,独自のランタイムによって管理される軽量スレッドであるgoroutineを用いる方法が考えられる.しかし,Go言語以外で書かれたライブラリを駆使するプログラムをgoroutineスケジューラの下で効率的に実行できるかどうかは明らかでない.本発表では,C言語で書かれた独立なコードを一つのgoroutineとして実行するプログラム構成方式について検討する.また,実測結果を踏まえ,実装コストを低く抑えた効率的な並列処理の実現可能性について論じる.