7K-02
マルチGPU上での粒子法陽解法におけるバケット順データレイアウト
○富岡我空,富永浩文,吉田明正(明大)
粒子法陽解法による流体シミュレーションの高速化を目的として,マルチGPUにおける領域分割を伴うデータレイアウト手法を提案する.提案手法ではマルチGPUを対象とし,各GPUのデバイスメモリに粒子データを分割配置する.領域分割はx軸方向に行い,領域境界から1バケット幅のデータを隣接GPUが重複計算することで,近傍粒子相互作用に必要な情報を参照可能にした.各GPU内では粒子の物理量をバケット順に配置して,バケット単位の連続アクセスを実現し,メモリアクセス効率を高める.性能評価ではNVIDIA RTX A5500を4台搭載したXeonサーバにおいて3次元水柱崩壊問題を扱い,提案手法の有効性を確認した.