6ZJ-04
LLMを活用した対話型教訓帰納支援システムの開発と評価
○山口夢叶,高木正則(電通大)
問題解決に失敗した際に得られた知見を言語化する学習方略である教訓帰納に焦点を当てる。教訓帰納の課題として、学習者自身による質の高い教訓の導出が困難であること、支援手法が限られることが挙げられる。従来は研究者や教員による対話的支援が用いられてきたが本研究では、LLMを活用し段階的な振り返りを通じて教訓帰納を支援する対話型システムを開発した。具体的には、学習者がLLMとの対話を通じて、問題解決中の思考過程の振り返りや間違いの原因分析を行うことで、より質の高い教訓の導出を支援する。都内私立中学校の数学授業での実践を通じて、提案システムが振り返り記述の質および教訓の質に与える効果を検証する。