6ZG-05
LGBT理解増進法に対するオンライン世論の争点構造の解明
○栗原晴彦,河瀬彰宏(同志社大)
本研究の目的は,LGBT理解増進法に関するオンライン世論の争点とその構造を明らかにすることである.本法を巡る議論は,性的少数者の権利保障と宗教的・文化的価値観の対立を背景とする分断を生みやすい.また,SNS 上の議論を分析することは,従来の世論調査で得られない民意を補足的に把握する手法として重要であることが指摘されてきた.本研究では,本法に関するYouTubeのコメント欄のテキストを対象に,BERTopicを用いて主要な争点を抽出した.さらに,争点の出現率に対して時系列分析を行うことで,安全性,政権,政治的思想の争点の比率が,法案提出や成立という節目で大きく変動をすることを明らかにした.