情報処理学会 第88回全国大会

6ZG-02
階層構造を考慮した予測モデル連携による書籍需要分析の検討 ー需要階層を接続する予測枠組みの提案ー
○世良愛留,西本渓吾,鈴木海友(東理大),小林正弘(東海大),佐久間大(防衛大),田畑耕治,松澤智史(東理大)
本研究では、書籍販売データを対象として、階層的に異なるレベルの需要を推定する複数の予測モデルを連携させる枠組みを検討する。まず上位層において書籍ジャンルの需要動向を推定し、その知見を下位層の個別書籍に対する販売予測へと反映させることで、ジャンルと書籍の関係性を踏まえて需要を統合的に扱うことを目的とする。本枠組みにより、書籍需要の階層的特性を踏まえて、個別書籍予測の精緻化に向けた統合的アプローチの有効性を示す。また、このような階層構造を明示的に取り入れることで、ジャンル水準で得られる需要の傾向を個別書籍レベルへ適切に伝達し、データのばらつきが大きい場面においても一貫した予測を行う可能性を探る。