6ZF-05
実作業調査に基づく工程構造の整理と主要タスク定義によるフィジカルAI研究基盤「@factory」の提案
○吉村 渉(東京工科大),田胡和哉(i4labo),松岡丈平(東京工科大)
フィジカルAIを用いたロボット研究では、技術の急速な発展により、対象とすべきタスクや環境条件が体系化されておらず、技術間の比較検証が困難であることが課題である。本活動では、部品加工を中心とする中小規模のものづくり現場を対象に複数の現場調査を行い、作業手順のつながりを示す工程構造を抽出して標準工場モデルを定義した。さらに、この標準モデルに基づき主要タスクを整理し、研究基盤として「@factory」をデジタルツイン環境に構築した。本基盤は、実作業に根ざしたタスク選定を体系化させることで異なる手法を同一条件下で比較可能にし、製造分野におけるフィジカルAIの研究課題を提示する枠組として競技化を目指す。