6ZC-09
画像認識と音響生成による手指リハビリテーション
○愛川雄大,北里 元,三枝 亮(神奈川工科大)
手指が痙縮,拘縮,麻痺した患者に対して様々な訓練方法が実施されている.中でも楽器を用いた音楽療法は忌避感を取り払い,ゲーム感覚で楽しく訓練できる一方,疾患が重度の場合には演奏が困難となる.本研究では手指の姿勢を認識して音響を生成する手指リハビリテーションシステムを提案する.提案方法では画像情報から手指の骨格を推定し,利用者ごとに登録した音高や音階をもつ音響を生成して音楽を演奏する.演奏の難易度は調整可能であり,一つの指ジェスチャを複数音に対応させることで訓練初期でも演奏を楽しむことができる.また,指関節の関節角度は音高として知覚できる.介護施設で聞き取り調査を行い,提案方法の有効性を検証した.