情報処理学会 第88回全国大会

6W-07
組み合わせ式直交変換によるブロックノイズ軽減とモスキートノイズ回避の並存
○内藤直人(静岡大),山谷 克(名城大),芦澤恵太(静岡理工科大)
JPEG標準では、ブロックノイズとモスキートノイズと呼ばれる代表的なノイズが知られている。前者は、量子化が主たる原因であり特に高圧縮時に問題となる。山谷・齋藤は、勾配予測を提案しDCTの交流成分予測を行うことで、ブロックノイズの軽減と圧縮効率の改善を実現した。芦澤・山谷はモスキートノイズの発生要因は、処理ブロック内に存在するエッジであると考え、局在する基底をもつハール変換をDCTに組み合わせ、発生を回避する方式を提案している。本研究では周波数変換部に、組み合わせ式直交変換に勾配予測を組み入れる方式を構築し、2つのノイズによる画質劣化の軽減効果を客観主観の両面から確認した。