6W-06
シーム探索削減を用いた並列マルチシームカービングの高速化
○田中裕太,中村あすか(千葉工大),富永浩文(明大),前川仁孝(千葉工大)
本研究では,並列マルチシームカービングを高速化するために,シームの探索履歴を用いて無駄なシームの探索を削減する手法を提案する.
シームカービングは,画像中のシームと呼ばれる重要度の低い幅1画素の領域を探索し,シームの削除や複製を繰り返すことで,画像内のオブジェクトや構成を保持したままスケーリングする手法である.
マルチシームカービングは,複数のシームを同時に削除するためにシームの交差判定をする.交差判定は,全シームを最後まで探索した後行うため,交差したシームの経路を2重に探索する可能性が生じる.
そこで,探索履歴を用いることで同経路を辿るシームの探索を打ち切り,シームの2重探索を防止する.