情報処理学会 第88回全国大会

6W-02
明暗境界線の統一的スタイル化手法
○八木寛季,藤代一成(慶大)
明暗境界線付近の着色は,形状や質感の効果的な表現であり,イラストで頻繁に利用されるが,コンピュータグラフィックスにおいてその描画手法は確立されていない.特に,落ち影や陰の明暗境界線を統一的にスタイル化する手法は知られていない.本研究では,明暗境界線の描画手法を,検出,スタイル化,合成の三段階にモデル化し,段階ごとに複数の手法を実装する.モデル化およびパラメタ設定により柔軟なスタイル表現と制御可能性を実現するとともに,各手法の組合せの効果を比較する.特に表面下散乱を近似する物理的手法が,視覚的に自然な結果を生み,形状や質感の表現力向上につながることを示す.