情報処理学会 第88回全国大会

6V-04
時系列を考慮した文章黙読時におけるreturn sweep検出手法に関する検討
○松渕幸弥,石沢千佳子,景山陽一(秋田大)
文章を読む際の視線移動におけるreturn sweepと呼ばれる移動は,読者の黙読の熟練度や集中度を推定する指標になり得る.このため,文章を読む際の視線移動からreturn sweepを検出することは,学習支援や視線研究の解析に役立つと考える.しかしながら,計測された視線データにノイズが多い場合,人が目視で判断する必要があるため,自動化には至っていない.
そこで本研究では,LSTMを用いてreturn sweepを自動的に検出する手法について検討を行った.実験の結果,行末ではない場所でreturn sweepが誤検出されるという事例が認められたものの,検出精度は64%を超える結果が得られた.