6U-05
安全性と有用性の実験評価に基づく局所差分プライバシー方式 GRR,OUE,Hadamard Responseの最適化
○小練大智,菊池浩明,藪 悠馬(明大)
局所差分プライバシー(LDP)を用いた頻度推定手法である GRR,OUE,Hadamard Response(HR)の3手法の推定精度は,プライバシー費用ε,レコード数 n,および,値域の大きさdに依存する.オープンデータ,および独自に取得したデータを用い,推定分布と真の分布の平均二乗誤差MSEによる性能評価により,OUE は高プライバシー費用と低規模データにおいても安定した精度を保ち,GRRはεが小さい場合に誤差が増大しやすいこと,HR は条件により分散が大きく推定が不安定になる傾向を確認した.実験結果から,与えられたデータに応じて最適なLDP 手法を選択する方法を提案する.