6U-02
IoTデータの差分プライバシ保護に向けた準同型暗号への変換⼿法の検討
○関 萌乃(お茶の水女子大),山口実靖(工学院大),神山 剛(長崎大),小口正人(お茶の水女子大)
IoTデータの利活⽤ニーズが⾼まる中,データの保管や処理の過程での情報漏洩防⽌とプライバシ保護が課題となっている.暗号化したまま演算可能な準同型暗号と,データへのノイズ付加により個⼈の識別を防ぐ差分プライバシを組み合わせるシステムはこれらを両立するものの,処理能⼒の低いIoTデバイスにおいて準同型暗号の処理には非常に時間がかかる.そこで,IoTデバイスでは軽量な暗号を⽤いてデータを暗号化し,収集者において準同型暗号に変換する⼿法を利⽤する.本稿では,差分プライバシの適⽤を想定し,既存⼿法とは異なり非整数データも扱えるCKKS⽅式を対象に,軽量暗号から準同型暗号への変換⼿法について検討する.