情報処理学会 第88回全国大会

6S-02
指先への振動を用いた視覚障碍者ナビゲーションのための知覚性能の評価
○齋藤亮太,佐藤永欣,鈴木彰真(岩手県大)
視覚障碍者の移動においては白杖や盲導犬が一般的だが,コストや操作性に課題がある.そこで,スマートフォンを用いた視覚障碍者のナビゲーションが注目されている.従来の音声案内は即時性に欠け,正確な転回位置の判断が困難である.そのため,振動によるナビゲーションを研究しており,これまで指先への振動強度変化による誘導が健常者の右左折判断能力を向上させることを示してきた.多くの視覚障碍者向けの振動通知システムは,健常者の知覚能力を前提に議論している.本研究では,視覚障碍者が有する優れた知覚感度を想定し,健常者の認知能力より微細な変化によって情報伝達が可能か検討した.