情報処理学会 第88回全国大会

6Q-08
FTMを用いた屋内測位における測距値の幾何的条件による補正手法に関する一検討
○新井輝平,藤井雅弘(宇都宮大)
FTM (Fine Timing Measurement) プロトコルを用いた屋内位置推定において,測距値の補正を行う手法が様々に検討されているが,多くの検討ではオフラインでのデータの収集を必要としており,位置推定システムの精度がオフライン環境に依存してしまう課題があった.本検討ではFTMプロトコルを用いて測距を行い,得られた測距値を,基準局の役割を果たす複数の無線LANのアクセスポイントの既知の位置と,位置が未知の測位対象となる端末の距離が満たすべき普遍的な幾何的条件を基に測距値の補正を行い,これを用いて測位を行う.見通し外などの現実的な屋内環境において,実機による計測データに基づき,提案する補正手法の有効性を評価する.