情報処理学会 第88回全国大会

6Q-01
自己教師あり学習を用いた行動認識におけるデータ不均衡度と識別性能の関係
○國原拓未(豊橋技科大),石橋尚子(椙山女学園大),大村 廉(豊橋技科大)
本研究では,自己教師あり学習(SSL)におけるデータ不均衡が行動認識性能に与える影響を分析した.COCOAとSimCLRを用い,PAMAP2および保育士行動データセットに対して事前学習とFine-tuningを実施した.不均衡度指標IDを用い,少数派クラス数ごとに異なる不均衡分布を生成して評価した結果,事前学習では不均衡の影響は小さい一方,Fine-tuningではIDが大きいほどF1-scoreが低下した.また,SimCLRは全条件でCOCOAを上回った.これらより,SSLにおける性能向上にはFine-tuning用データのバランス確保が重要であることを示した.