情報処理学会 第88回全国大会

6P-06
クラスタリングを用いたXにおける意見傾向の構造を把握する試み
○服部真士,齋藤孝道(明大)
本研究は,SNS上の大量テキストデータに対してクラスタリング手法を適用し,意見傾向を構造的に把握するための分析手法の検討を目的とする.その適用事例として,学術の自由と政治の関係を巡り,社会的に大きな論争となった日本学術会議に関する議論を対象に,X上の関連ポストのクラスタ分析を実施した.具体的には,政府による介入に反対する立場と,学術会議に否定的な立場をテキストクラスタリングにより抽出し,意見分布の特徴を明らかにすることを試みた.分析の結果,政府介入への反対意見よりも,その反対意見に対抗する立場(政府介入反対への反対)を示すポストの方が多い傾向が確認された.