情報処理学会 第88回全国大会

6N-07
複数医療機関の電子カルテデータを用いた頻出医療指示パターンの分岐要因推定
○杉谷美和,松尾亮輔,山崎友義,荒木賢二,小口正人(お茶の水女子大),横田治夫(城西大),ヒェウハン レー(お茶の水女子大)
電子カルテデータの解析は医療支援に大きく期待されているが,従来は頻出医療指示パターンの定量評価や臨床現場の多様な医療指示バリアントの要因推定が困難であり,医療機関間の比較は十分ではなかった.本研究では,複数医療機関の電子カルテデータから抽出され,クリニカルパスとの比較により高い定量評価を得た頻出医療指示パターンの分岐要因を統計的に推定する手法を提案する.患者属性や入院時検査結果に加え,医療機関情報も考慮して各医療行為の実施に寄与する因子を算出し,オッズ比等に基づき可視化する.本手法は,データに基づく要因推定や医療機関間の比較を通じて,医師の意思決定支援やクリニカルパスの標準化に貢献する.