6N-06
電子カルテデータ解析における欠測値補完法の実用性の評価
○多田亜彩美(お茶の水女子大),ニスリーン ベルジャブ(東京科学大),ヒェウハン レー(お茶の水女子大)
電子カルテデータには欠測が含まれるため,LOCF(Last Observation Carried Forward)法や平均値代入法などの統計的な単変量代入法で値を補完する手法がよく用いられる.しかし,従来の手法は主に補完精度の観点での評価が中心で,実用性の観点で十分に評価されていない.電子カルテデータにおいては医療上の判断に関わる検査結果の異常性に着目した補完精度に加えて,全ての欠測箇所に対処が必要であるという適用可能割合の考慮が必要である.そこで本研究では,実際の電子カルテデータより欠測を含む検査結果値を用いて,結果の異常性に着目した精度と,適用可能割合から,補完手法の実用性を評価した.