6N-05
外来患者病院内滞在時間の機械学習を用いた段階的予測方式の検討
○若園 博,義久智樹,池之上辰義,堀兼大朗(滋賀大),黒田吉則,藤井太平(誠光会)
外来診療では工程ごとに待機が発生し、経路の多様性が待ち時間予測を困難にしている。本研究は、受付・検査・診察など外来フローを段階に分割し、各工程終了時点で残り滞在時間を逐次更新する「段階的予測方式」を提案する。まず、検査ログ・混雑度指標・患者属性など時系列特徴量を統合し、工程進行に応じて予測対象を切り替える多段階モデルを構成した。さらに、特徴量寄与を把握するためSHAPによる説明可能性分析を組み込み、各段階で重要となる要因を抽出した。国内一般急性期病院の2022〜2023年多診療科外来データを用いて複数の機械学習手法を比較した結果、本方式は工程差や経路分岐を考慮しつつ、実用的な予測精度を示した。