6K-02
ユーザレベルスレッドに提供する疑似I/O処理機構
○高橋幸汰,山内利宏,谷口秀夫(岡山大),楠 恒輝(富士通)
マイクロ秒オーダーのI/Oを高並列かつ低遅延で処理可能なI/Oデバイスが用いられる環境において,I/O完了待ちの割り込み時間がオーバヘッドとなり,アプリケーションが高い性能を発揮することが難しい.このため,I/Oの依頼とこれに対応する完了確認を低遅延で行える仕組みが必要である.本稿では,ユーザレベルスレッドに疑似的にI/O処理を再現する機構を提案する.本機構は,共有メモリ上のフラグでI/Oの依頼とスケジューラによる完了確認を行う.また,ユーザレベルスレッドとは異なるプロセスで,マイクロ秒オーダーで疑似的なI/O処理完了通知を行い,マイクロ秒オーダーのI/Oに対する評価を可能とする.