情報処理学会 第88回全国大会

6K-01
短周期のユーザレベルスレッド切り替え機構
○中山 海,山内利宏,谷口秀夫(岡山大),楠 恒輝(富士通)
I/O要求をマイクロ秒オーダーで処理可能なデバイスを使用する場合,I/O完了から結果受取までの遅延がボトルネックとなり,アプリケーションの性能を十分に引き出せない.このため,I/O完了から結果受取までの時間を短縮し,I/Oを効率的に処理する仕組みが必要である.本稿では,ユーザレベルスレッドに着目し,短周期のユーザレベルスレッド切り替え機構を提案する.提案機構は,マイクロ秒間隔でシグナルを送信する専用スレッドを導入し,シグナルの受信を契機にスケジューラを呼び出すことで短周期のユーザレベルスレッド切り替えを実現する.これにより,I/O完了から結果受取までの時間を短縮し,I/Oを効率的に処理する.