情報処理学会 第88回全国大会

6B-03
ユーザー企業における生成AI時代のテックリード育成モデルの構築と実践― 3ヶ月間の集中型アジャイル・AI駆動開発研修による内製力強化―
○張  嵐,福田博之,生田目学,入江夕梨花(テプコシステムズ)
本稿は、生成AI時代におけるユーザー企業の内製力強化を目的とした「テックリード育成モデル」の構築と実践事例を報告する。OJTや短期研修では、モダン開発技術やアジャイルマインドセットの定着が困難であるという課題に対し、3ヶ月間の集中型アジャイル・AI駆動開発研修を実施した。プログラムは基礎フェーズでCI/CDやAPI設計などの技術習得、応用フェーズでAIツールを活用したMVP開発を行い、受講生のスキルと行動変容を促進した。結果として、開発速度は約4倍に向上し、テックリード像は「Value Architect」として再定義された。本研究は、AI活用を前提とした人材育成の有効性と、採用より育成が高ROIであることを示し、企業のDX推進に資する知見を提供する。