5ZN-06
大規模イベント施設の退場時における歩行者誘導手法に関する基礎的研究
○長野優正,浅野俊幸(湘南工科大)
大規模イベント施設では,イベント終了時に数万人規模の来場者が一斉に移動するため,会場周辺で深刻な混雑が発生することが問題視されている. 混雑を緩和するためには,効果的な誘導手法が必要となる. しかし現在は,デジタルサイネージや誘導看板等を設置することで誘導を試みているものの,その効果は限定的と考えられる.
そこで本研究では,個々の身長や視界の遮蔽が誘導情報の受容に与える影響を考慮し,混雑下においてスタッフが提示する掲示物が歩行者にどの程度視認されているかをVR空間上でモデル化し,シミュレーション実験が可能なシステムを構築した. これにより,掲示物の視認性が混雑緩和に与える影響を定量的に評価する.