情報処理学会 第88回全国大会

5ZL-07
講義中の疑問の言語化を支援するリアルタイム字幕とLLMを用いた質問候補の提示方法
○常松奏音,水谷晃三(帝京大)
多人数の講義では,挙手の心理的負担や疑問の言語化の難しさから,受講者はその場で質問しにくく,講師もどこでつまずきが集中しているか把握しにくい.疑問を即時に解決できないと,講義の進行についていけない受講者が生じ得る.そこで,本研究では,講義音声を自動音声認識によりリアルタイムに字幕化して受講者の端末に配信し,①講義中に疑問が生じた部分の字幕文の選択により質問候補やヒント文をLLMにより生成して提示する方法,②選択の記録を時間軸上で集計して疑問ホットスポットとして可視化することで講師によるフォローを支援する方法,を検討した.本稿では試作したシステムの概要と試行の結果を報告する.