5ZK-04
カメラ画像を用いた点字文書の可視化と読み取り支援技術の開発
○宮本拓海,藤井幹也,諸角 建(拓大)
本研究では,紙媒体や手書き点字のばらつき,撮影条件の影響など従来の点字解読における課題に加え,非テキスト情報が増加する現状を踏まえ,カメラ画像を用いた点字読み取り支援システムの開発を目的とした.対象をひらがなに限定し,濁点・半濁点は改良中とすることで,基礎的な認識精度の向上と手法の妥当性を検証した.試作システムでは,点の抽出とマス区分による処理により,複数の点字画像で一定の認識精度を確認した.特に良好な撮影条件下ではある程度ひらがな文字列へ変換でき,本手法の有効性が示された.一方で,斜め撮影や点の崩れでは誤認識が生じるなど改善点も明らかとなった.