情報処理学会 第88回全国大会

5ZK-01
自閉スペクトラム症児を対象とした刺激選好査定における加速度データを加味した接触頻度の推定
○向井隼磨,西村崇宏(静岡大),神山 努(横浜国大),青木康彦(福岡教育大)
応用行動分析学に基づく自閉スペクトラム症児への支援では,望ましい行動を促すために強化子と呼ばれる刺激が用いられる.強化子を特定する有効な手法として刺激選好査定があげられるが,数人の専門家が対象児の行動を観察し,あらかじめ定めた基準に基づいて評価を行うなどの手続きがあるため,実施に際して多くの時間的・人的コストを要する.そこで本研究では,自閉スペクトラム症児を対象とした刺激選好査定において,評価に関する観察者の負担軽減を目指し,従前の評価指標に加えて,対象物に取り付けた加速度センサから取得されるデータを加味した接触頻度の推定手法を提案するとともに,その有効性を検討した.