情報処理学会 第88回全国大会

5ZJ-09
デジタルイラストにおいて記憶描画の実施頻度が形状記憶定着に与える影響の検証ツールの開発と学習効果の検証
○栗原武士,大墨礼子(関東学院大)
デジタルイラストの描画学習の一般的手法である模写は、モチーフを写し取る受動的な作業になりやすく、形状記憶の向上に必ずしも効果的とは限らない可能性がある。本研究では、模写後に記憶描画(モチーフを見ずに描く行為)を行うことで描画対象の形状記憶の定着に効果があるか、さらに記憶描画の頻度によって差が生じるかを検証するためのソフトウェアを開発し、実証実験を行う。被験者を2群に分け、①模写1回+最終記憶描画、②模写と記憶描画を2回繰り返し+最終記憶描画の条件で比較し、形状再現度をスコア化して評価する。実験結果より、描画学習における記憶描画の有効性と練習頻度の最適化に関する知見を提供することを目指す。