情報処理学会 第88回全国大会

5ZJ-08
視覚情報と対話を活用した歴史体験型RPGの開発
○鍛冶谷朱里,時井真紀(筑波大)
近年の歴史教育では、出来事を暗記するだけでなく、因果関係を理解し、自ら意味を見出す力が求められている。しかし、歴史は直接体験が困難なため、出来事の流れを主体的に理解できる学習機会が不足している。そこで本研究では、幕末を舞台としたRPG型学習ゲームを開発し、登場人物との対話や浮世絵資料の読み取りから情報を収集し、意思決定を行いながら歴史的出来事を進める学習環境を構築した。プレイヤーが行動を通して歴史のつながりを理解する設計とし、論理的思考力・情報処理力・資料読解力の育成を目指す。また、ゲームプレイ前後のアンケート調査により、体験型学習が理解促進に与える効果を検証した。