情報処理学会 第88回全国大会

5ZJ-01
分散型識別子を用いた出席システムの開発
○渡波正晴,平田裕人,新谷幸弘(千葉工大)
本研究は、分散型識別子(Decentralized Identifier: DID)が教育現場の出席確認において本人性保証と出席データの信頼性向上に寄与するかを検証することを目的とする。DIDはブロックチェーンを基盤とし、改ざんが困難で、ユーザー主体のID管理を可能とする。本研究では、DIDの実装コストを踏まえ、同様の署名原理をもつMetaMaskウォレット署名を用いた出席システムを構築し、①本人による出席データ生成、②第三者による検証可能性、③データ改ざん耐性を評価した。実装実験の結果、ウォレット署名により本人性を技術的に保証しつつ信頼性の高い出席管理が可能であることを示した。