5ZG-07
漫画の多読支援を目的とした会話テキストにおける発言者推定手法の検討
○淺川仁都,山田雅之,宮田義郎(中京大)
近年、漫画は外国語習得のための多読教材にも活用されている。しかし、セリフの発言者が明確に描かれていないシーンでは、文脈のみから発言者を推定する必要があり、これは初学者には容易でない。本研究では漫画の多読支援を目的とし、会話文から各セリフの発言者を推定する手法を検討した。本手法は各発言者を「発言者1」「発言者2」のように一般化した会話文を教師データとし、発言者番号をマスキングした会話文から、その番号を予測するタスクについてModernBERTをファインチューニングする。実験では、発言者2名、3名の会話文に対し、予測精度95%、55%となり、会話文のみからの発言者推定の可能性が示唆された。