情報処理学会 第88回全国大会

5ZD-05
毛髪画像データを用いた洗髪回数による髪色褪色変化の数値予測
○大津賀藍,高橋絢音,西山裕之(東理大)
近年,染髪が広く普及し,髪色は第三者からの印象を大きく左右する要素となっている.しかし,染髪後の髪色は洗髪により短期間で大きく変化し,その褪色過程を事前に把握できる手段は少ない.また,既存のシミュレーションでは経時的な褪色変化を再現できていない.そこで本研究では,初期状態の色と洗髪回数を入力とし,任意時点での髪色を推定する機械学習モデルを提案した.そのために洗髪回数ごとに撮影した毛束画像からRGBを抽出し,褪色変化を記録したデータセットを作成した.提案手法の推定色と実測色の誤差が小さければ,褪色過程を再現できたと考えられる.本研究により,染髪後の経時的な褪色変化や美容製品への応用が期待される.