5ZC-03
FDTD法による三線音の伝搬過程の評価
○伊藤立稀(青学大),西宮康治朗(神奈川工科大),戸辺義人(青学大)
本研究の目的は、3次元FDTD法を用いた音響シミュレーションにより、三線音の伝搬過程を再現することである。従来の手法では計測が困難だった、蛇皮膜から出力された音が無限遠に広がるまでの過渡現象を、時間領域について離散化することで可視化する。音源には実際の三線音を用い、楽器固有の複雑な周波数スペクトルを持つ音波が、PML(完全整合層)を境界とする3次元空間を伝播していく様子を詳細に観測する。本稿では、実測音源を3次元FDTD法に適用した際の音場再現性について、伝搬の可視化結果を交えて報告する。