情報処理学会 第88回全国大会

5Y-08
面光源を用いた照度差ステレオによる粗い鏡面物体の形状復元
○YONGWOO CHEON,大森涼平,吉田道隆,岡部孝弘(岡山大)
正反射方向のみに光を反射する滑らかな鏡面物体に対して,面光源(ディスプレイ)に表示したパタンの映り込みから求めた対応点を用いた形状復元法が提案されている.ところが,映り込みに基づく形状復元には不定性がある.また,正反射方向とその周りに光を反射する粗い鏡面物体に対しては,対応点探索が困難である.そこで本稿では,面光源を用いた照度差ステレオによる粗い鏡面物体の形状復元法を提案する.提案手法では,線形パタンを用いて対応点探索の困難さを解決するとともに,ディスプレイを動かして撮影した複数の画像から不定性を解消する.ディスプレイ-カメラシステムを用いた実画像実験を行い,提案手法の有効性を示す.