情報処理学会 第88回全国大会

5X-03
対話型物語生成システムにおける分岐型プロット生成の導入
○山中梨紗,杉本 徹(芝浦工大)
物語生成において,一貫性の確保やユーザの意図の反映が不十分であることが課題となっている.本研究では,これらの課題を解決するため,ユーザとAIの対話を通じて共同で物語生成を行うシステムにおいて,分岐型プロットを導入する.まず,対話で収集した基本情報をもとに主軸プロットを一括で生成し,物語の一貫性を確保する.その上で,主軸プロットを基盤に3つの分岐プロットを生成し,感情分析機能により各選択肢の方向性を提示することで,ユーザによる選択を補助する.本手法により,物語の一貫性を保ちながらユーザの意図を反映した多様な展開が実現される.本手法の有効性を検証するため,システムと生成された物語について評価した.