5W-04
濡れ乾き境界を考慮した滑らかさと質量保存を保証する仮想絵具の高解像度シミュレーション
○阪口丈瑠,齋藤 豪(東京科学大),佐藤周平(法大)
実時間での数時間分の絵具計算において, その発色の品質は質量保存性の精度に依存する. 3DCGにおける薄膜表現で主流な粒子法は, 計算コストや解像度の制限から絵具に不向きである. そこで, 本研究では, 有限体積法(FVM)による仮想絵具表現に適した流体計算モデルを提案する. 支配方程式は浅水方程式でモデリングされ, メモリ効率の良い計算による4K, 8Kといった高解像度シミュレーションや高さ場を用いた効率的な色計算を目指す. また, マルチモーメントFVMにより滑らかな絵具表面を構築し, 質量保存性を損なわない濡れ乾き境界条件によって界面補足を行う.