情報処理学会 第88回全国大会

5U-01
表情と発話を用いたコミュニケーション支援システムの開発の試み
○谷本理子(武蔵野大),山田徹志(玉川大),田丸恵理子,宮田真宏(武蔵野大)
日本は現在深刻な人手不足であり、その対処の1つとしてロボットの活用が期待されている。しかし従来のロボットは相手の発話内容のみを判断して応答するため、ユーザーに寄り添った対話ができないという問題があった。この問題に対して本研究では、発話内容だけでなく対話相手の表情を分析することでユーザーの感情を推定し、これらを組み合わせることで会話内容を変化させるロボット対話システムを試作した。結果、提案システムは感情を概ね正しく識別し、複雑な感情にも適切に応答できた。また、アンケートより親しみやすさについても一定の評価を得た。発表では、ここまでの流れと人とロボットが共存する社会の在り方について議論する。