5T-05
遊技産業における情報技術(IT)と運用技術(OT)の統合リスク分析とサイバーセキュリティ戦略
○草野凌伍,平山敏弘(情報経営イノベーション専門職大)
遊技産業、特にパチンコ・パチスロホール運営において、遊技機のネットワーク化(スマスロ、スマパチ)が進展し、従来は閉鎖的であった運用技術(OT:Operation Technology、遊技台や設備)と、ホール管理や顧客データを扱う情報技術(IT:Information Technology、サーバーやネットワーク)の境界が急速に曖昧化している。このITとOTの統合は、データ駆動型の経営を可能にする一方で、新たな複合的なセキュリティリスクを生じさせている。
その遊技産業の特殊性を踏まえ、ITとOTの統合によって発生する複合的な不正リスクを分類し、その実態を過去の具体的事例から考察する。その上で、情報技術的な脆弱性が運用技術の公正性および企業信頼性に与える影響を明確にすることを目的とする。