情報処理学会 第88回全国大会

5T-04
計算資源制約下におけるAIを用いた市販ドローンの自律追跡実現性に関する検討
○吉村 巧,松居 功,寺田真敏(電機大)
AI統合ドローンの高度な自律制御は、依然として豊富な計算資源を前提とするため、計算資源が著しく制限されたエッジ環境における実用限界は十分に解明されていない。本研究は、安価な市販ドローンを用いた自律追跡を対象に、この制約下で実現可能な制御機能の水準を解明することを目的とする。本稿では、Raspberry Pi 5を含む構成のもと、計算リソースの配置や処理手法が異なる複数のアプローチを実装・検証した。推論レイテンシやロバスト性に基づき性能を評価した結果、汎用演算資源の性能限界とエッジAIアクセラレータの有効性を定量的に確認した。さらに、技術的障壁の低下がもたらすセキュリティ上の懸念についても論じる。