情報処理学会 第88回全国大会

5Q-08
土地への愛着を醸成するアプリケーションの提案
○井上泰貴,大寺 亮(神戸情報大)
現代における居住地への愛着の欠如は,地域社会の機能低下を招く可能性がある.この課題に対して,既存の地域活性化イベントや観光・ゲームアプリは,持続可能性や外発的動機付けへの依存といった問題が残る.そこで本研究では,個人の日常的な歩行体験を通じて内発的に土地への愛着を醸成するAndroidアプリケーションを提案する.提案システムは,Google Maps Platformを活用し,歩行経路やその場の写真・音声を記録する機能,ストリートビューを用いて経験を振り返る機能,場とのつながりの強さをヒートマップで可視化する機能を備える.無個性な「空間」を個人的な意味を持つ「場所」へと転換させることで,居住地への持続的な愛着形成を目指す.