情報処理学会 第88回全国大会

5P-07
反実仮想機械学習に基づくデータベースのチューニングについて
○張 智嘉,石川佳治,杉浦健人(名大)
現代のデータベースシステムにおいて物理設計の最適化は,パフォーマンスを左右する重要な要素である.しかし実運用環境ではワークロードやデータ特性が絶えず変化するため,過去の統計情報に依存した静的チューニングでは十分な性能を維持できない.このような動的に変化する環境においては,設計変更が性能に与える影響を予測し,適応的に最適化を行う仕組みが求められる.反実仮想機械学習は因果推論に基づき,ログデータから「起こりえたが実際には起きなかった行動」の効果を推定することで,意思決定の最適化を可能とする技術である.本研究では反実仮想機械学習を活用し,動的環境下にて適応的にチューニングを行うための基盤を構築する.