情報処理学会 第88回全国大会

5P-05
段階評価データの分布形状差に着目した疑似距離JB 距離の提案と評価
○萩田碧偉,山崎綾一郎,山岸祐己(静岡理工科大),青木成樹(マリンオープンイノベーション機構),橋本正洋(法大)
本研究では,段階評価データにおける分布形状差を捉えるため,歪度・尖度に基づく新たな疑似距離指標を提案する.本手法は,平均値等の局所的な統計量に依存せずに分布形状の違いを定量的に捉えることを目的とする.正規分布近傍を仮定したシミュレーションにより,JB距離の偽陽性率および検出力をCentral Moment Discrepancy や Earth Mover’s Distance 等の既存手法と比較評価する.さらに映画評価オープンデータ MovieLens を用いて,ジャンルを真のラベルとするクラスタリング実験を行い,他手法との類似性や差異を分析する.これにより,段階評価データ分析におけるJB距離の有用性と位置づけを考察する.