情報処理学会 第88回全国大会

5N-04
量子アニーリングを用いた時間割編成における科目の自由度に基づいたsubQUBO抽出法と段階的統合手法
○松田和幸,李 天鎬,川島正行(岡山理大)
大学の時間割編成は,様々な制約条件を考慮する必要のある組合せ最適化問題である.現状,本学情報理工学部の時間割は担当教員が経験や過去の履歴を基に手作業で作成しているが,多大な時間と労力を要する業務であり,担当教員の負担軽減が求められる.そこで我々は,組合せ最適化問題を高速かつ高精度に解く可能性を持つ量子アニーリングという新たな最適化手法に注目した.しかし,現行の量子アニーリングマシンは,ハードウェア的制約によって扱える問題規模が限定的であるという大きな課題を抱えている.そこで本研究では,大学の時間割編成問題に対して,科目の自由度に基づいたsubQUBO抽出法と量子アニーリングによる段階的統合手法を提案する.