5G-01
中山間地域における獣害対策へ向けたDR-IoTに基づく遠隔監視システムの実証
○梶田宗吾,加藤新良太(スペースタイムエンジニアリング),髙井峰生(阪大)
令和5年度の野生鳥獣による農作物被害額は164億円にものぼり,特にシカ,イノシシ,クマ,サルが全体の約7割を占める.これらの野生鳥獣は県や市町村をまたいで移動するため,多くの自治体で中山間地域における広域的な捕獲強化が推し進められている.本稿では,長距離かつ低解像度ながら映像ストリーミングが可能なVHF帯を用いる自営無線通信技術DR-IoT(Diversified Range IoT)を基盤として,中山間地域に広域に点在する捕獲檻の遠隔監視・制御を実現するシステム構築ならびに徳島県那賀町におけるフィールド実証について報告する.