情報処理学会 第88回全国大会

5F-01
理論プールに基づく顧客応対のための行動指標生成手法
○池田和泉,粟井修司,吉村竜哉,吉岡隆宏(富士通)
行動変容には個人と状況に応じた行動提示が不可欠である。従来の会話データ分析による行動提案はデータに表出する行動特徴が中心であり、行動の源泉となる心理学的側面への着目が不十分であった。本研究では、行動変容に関連する心理学理論を体系化した理論プールを構築し、入力情報から有用な理論を抽出し顧客応対に最適な行動指標を生成する手法を提案する。提案手法の有効性を検証するため、顧客との対話で構成されるオープンデータセットを用い、顧客満足度の予測精度を求めた。従来手法と比較し、定量的に心理学理論に基づく行動指標生成の有効性を明らかにした。本手法は顧客対応のみならず、多様なユースケースへの展開が期待される。